
脂性敏感肌とは? 原因や正しいスキンケア方法を解説
よくある肌悩みのひとつに「脂性肌」があります。肌がテカテカしたり脂っぽく見えたり、毛穴が大きく目立ったり、肌が「厚ぼったく」「ザラザラ」して見えたりすることなどが脂性肌の症状として挙げられます。過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせると、黒ずみやニキビなどの厄介な肌トラブルを起こしてしまいます。
脂性肌はまた、肌の過敏性を伴うこともあります。この記事では、脂性敏感肌のための正しいスキンケア方法を解説します。まず脂性肌の原因を知り、正しいケア方法を実践し、健やかな肌を目指しましょう。
脂性肌の原因
肌と上手に付き合うためには、まずトラブルの原因が何なのかを理解する必要があります。脂性肌の原因にはいくつかの異なるものがあります。まず第一に、遺伝的要素が原因である可能性があります。
遺伝性の脂性肌は、皮脂腺が大きく、皮脂の分泌量が多いために起こりますが、この肌質は自分で変えられるものではありませんが、適切なスキンケアルーティーンで改善できるものです。
間違ったスキンケアが脂性肌をもたらすことも

ご自身のスキンケアが脂性肌の原因となっている可能性もあります。実際、アルコールやその他の乾燥成分が配合されているスキンケア製品は、かえって皮脂の分泌を増やす原因に繋がります。
また、肌から油分を取り除くために刺激の強い製品を使うと、皮脂腺を「オーバードライブ」させ、その損失を補うために油分の分泌を早めてしまうこともあり、逆効果となります。また、脂性肌の人は、脂性肌に関連するざらざらした肌の質感を均等にしようと、スクラブ入りの洗顔料などを使ってしまいがちですが、これはデメリットの方が多く挙げられますので、注意が必要です。
ホルモンも皮脂分泌に影響を与える要因のひとつです。ホルモンのレベルは常に変動しており、特に思春期、月経、妊娠、閉経の前後は変動が激しくなります。ホルモンの変動は、月の特定の時期に皮脂分泌を増加させますが、肌が脂っぽくなったり、毛穴が目立ったりすることがあります。また、ホルモンは食生活やライフスタイルにも常に影響を受けています。例えば、ストレスや病気は、皮脂分泌を刺激するホルモンの変化を促します。また、炭水化物や糖分の多い食事、乳製品を多く摂る食生活をしていると、皮脂量が増える可能性があります。
環境も肌に影響を与えるため、季節によって肌の悩みが異なることがあります。例えば、寒い季節には、経表皮水分喪失(TEWL)と呼ばれる現象が起こります。TEWLとは、水分が通常よりも速いスピードで皮膚から蒸発し、脱水症状を引き起こすことです。その反応として、皮脂腺は水分の損失を油分で補おうとし、脂性肌を引き起こします。TEWLを経験すると、水分の喪失によって肌のバリアが脆弱になるため、肌が敏感になってしまうのです。
脂性敏感肌のためのスキンケアルーティーン

オイリー肌の最善の予防法は、肌の内側(水を飲む)と外側(スキンケア製品)の両方から水分を補給することが不可欠です。水分がしっかりある肌は、水分不足を油分の分泌で補うことを必要としません。
また、遺伝的な脂性肌は変えることはできませんが、管理することはできます。以下のような適切なスキンケア習慣を身につけることで、過剰な皮脂分泌を防ぎ、バランスを取り戻すことができます。
ステップ1:低刺激の洗顔料を使う
肌の皮脂を物理的に取り除くことが、オイリーで敏感な肌を管理する第一歩です。乾燥性アルコールや変性アルコール不使用の、低刺激の洗顔料を使うことが肝心だ。洗顔料には、ヒアルロン酸のような保湿成分が含まれ、皮脂を取り除きながら肌に水分を補給する必要があります。
変性アルコールについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
SNOW FOX SKINCAREのクーリング フォーム クレンザーは、これらすべてを兼ね備えています。アルコールフリーの泡で出てくるタイプの洗顔料で、毛穴に浸透して汚れを落とし、天然由来の洗浄剤としても使用されるハッカ水も配合されており、肌を清潔に保ちます。また、このクレンザーに含まれるアロエベラ葉汁は、多糖やアミノ酸に富み、肌表面を保護しながら潤いを保ちます。
低刺激の洗顔料を使うことは重要ですが、デリケートな肌を刺激の強いタオルでこすったり、研磨剤入りのスクラブや道具を顔に使ったりすると、すでに傷んでいる肌のバリアにさらなる刺激を与える可能性があるので、こうした洗顔方法は避けましょう。
ステップ2:脂性肌と敏感肌にぴったりの美容液で肌に栄養を与える
余分な皮脂や古い角質を取り除いた後は、美容液でダメージを受けたバリアに栄養を与え、強化しましょう。脂性肌と敏感肌の両方にぴったりなのが、小麦や大麦、ライ麦などの穀類に含まれるアゼライン酸の誘導体であるアゼロイルジグリシンKという成分です。
アゼライン酸は、アメリカで30年以上使われている優れた成分で、皮脂抑制効果から、海外ではニキビ治療薬としての30年以上の使用実績があります。
また、アゼライン酸は皮脂分泌の抑制のみならず、酒さ(肌の赤み)の改善にも重宝されているので、敏感肌の方にも是非取り入れていただきたい成分です。
SNOW FOX SKINCAREのブライトニング セラムは、アゼライン酸を肌に浸透しやすく改善した誘導体のアゼロイルジグリシンKが主成分のパワフルな美肌セラムです。皮脂分泌の抑制や抗炎症作用に優れるアゼロイルジグリシンKを配合したセラムは軽いつけ心地で、敏感肌の方も安心して使用でき、肌質に変化をもたらす配合成分となっています。
ステップ3:保湿にビタミンAを取り入れる
敏感肌、脂性肌のスキンケアに取り入れるべきもうひとつのビタミンはビタミンAで、代表的なのがレチノール配合の保湿クリームです。レチノールはスキンケア界のヒーローとも言える素晴らしい成分で、肌の状態を整え、あらゆる肌悩みに対応できる能力で知られています。しかし、レチノールは適切に導入されないと、赤みや皮むけ、火照りなどの不快な副作用があることで知られています。そこでおすすめなのが、日本製の水添レチノールを配合した、敏感肌でも安心して使用できるSNOW FOX SKINCAREのSAKE ナイト クリームです。
SAKE ナイト クリームは、レチノール初心者の方はもちろん、長年レチノールを使っている方にも最適です。すーっと伸びが良く、肌にしっかり馴染みます。特許取得の水添レチノールは分子サイズが小さいため肌に吸収されやすく、肌のキメを整える効果が期待できます。
脂性肌と敏感肌をどちらもケアして理想の肌に

この記事では脂性肌と敏感肌の要因と、正しいスキンケア方法について詳しく解説をしました。どちらの肌タイプも遺伝的要素も関係していますが、適したスキンケアを実践することで症状を和らげることができます。
SNOW FOX SKINCAREは、酒さ様皮膚炎を持つフィービー・ソングが皮膚科医と共同開発したスキンケアブランドです。敏感肌の方でも安心して使用いただけるように、以下の成分・刺激物は使用していません。合成保存料、合成着色料、合成香料、動物由来油脂、フェノキシエタノール、変性アルコール、フタル酸エステル、パラベン、ミネラルオイル、パームオイル、SLS、DEA、MEA、PEG。
この記事で紹介したクーリング フォーム クレンザーやブライトニングセラムをお使いいただくことで、肌の油分コントロールをサポートし、肌トラブル改善に働きかけることができます。
まずは1ヶ月試していただいて肌変化を実感していただけたらと思います。
脂性肌や敏感肌に、お悩みの方は、ぜひお試しください。