紫外線が肌に与える影響
①紫外線で乾燥肌へ
紫外線を浴び続けてしまうと、肌の乾燥が促進されてしまいます。これはUV-AやUV-Bと関係なしに、共通して起こる現象です。
紫外線を浴び続けた肌の内部では「活性酸素」が発生します。この「活性酸素」は、皮脂を酸化させてしまうので、肌の表面である角質層にダメージを与えます。
角質層にダメージが加わってしまうと、肌の水分を守る役割を果たすNMF(天然保湿因子)や、セラミド・細胞間脂質にも影響が及ぶことで、肌の水分バランスが崩れ、とても乾燥しやすい肌になってしまいます。
乾燥した肌はターンオーバーが滞ってしまうため、新しい細胞をつくる働きが鈍くなります。結果、肌のバリア機能や保湿機能が低下し、潤いのない状態が続いてしまいます。
肌の乾燥を防ぐためにも、紫外線を浴びすぎないことも大事ですが、もし浴びすぎてしまった日はしっかりと肌を保湿し、水分をチャージすることが大切です。
しかし、市場にはたくさんのシートマスクが溢れています。価格が安く何十枚も入っているシートマスクはお手頃ですが、防腐剤が入っており、かえって肌にダメージを与え、肌荒れを起こす方も多いです。一般的なシートマスクに使われている素材も不織布などで肌に刺激があったり、薄い為保湿力が弱く乾燥したりと、実はシートマスク選びをしっかりしないと、かえって肌をより乾燥させてしまいます。
含まれている美容液の内容にも注意が必要です。安いヒアルロン酸を大量に含むシートマスクは、表面だけをベタつかせて保湿しているような状態をその時だけ作りますが、通常のヒアルロン酸は分子構造が大きく角質層にまで美容液が浸透しません。保湿して紫外線のダメージから肌を復活させる為には、もっと機能的なシートマスクが向いています。
スノーフォックススキンケアは分厚い無漂白のオーガニックコットンに無添加・無香料・植物性でハイブリッドな美容液を25mlも含んでいます。5種類あるシートマスクはそれぞれの目的に沿って作られており、全く違う肌変化をもたらしますが、これからの季節一度は使っていただきたいおすすめのシートマスクが「アークティック ブリーズ レスキュー マスク」です。2016年ローンチ以降、今だにリピートされ続けているロングヒット商品であるこのシートマスクは、クールな冷感でひんやりした使い心地で、肌をしっとり保湿します。べたつかずさらっとした使い心地なのに、しっかり保湿が体感できる優れものです。「色々試したけど、これだけ肌変化を体感できた商品はなかった。」「ニキビが翌朝消えていて驚きました。」「とにかく肌がプルプルに!」と多くのお声をいただいています。
冷蔵庫に入れて、冷やしてから使用することで清涼感が増すので、より肌のほてりを抑えることができます。海や山、レジャー施設などに出かけた日や、日差しを浴びる時間が長かった日には、早めにシートマスクを使用して、スペシャルケアを行うことがおすすめです。
②紫外線がシワやシミの原因
③紫外線が肌に炎症を引き起こす
紫外線によるダメージとして、一番わかりやすい症状が「日焼けによる肌の赤み」だと思いますが、実はその赤みは、肌に炎症が起きている状態なのです。
主にUV-Bが、日焼けによる肌の赤みを引き起こす原因だと言われています。
UV-Bは、UV-Aよりもエネルギーが強く、波長が短いため、皮膚へのダメージも大きい紫外線です。UV-Aとは異なり、皮膚の内部にまで透過はしませんが、皮膚の表部にサンバーン(皮膚の赤み)やメラニン色素により肌が黒くなる状態を引き起こします。
サンバーンは、紫外線を受けてから8~24時間で炎症が起こり、収まるまでに数日間かかる場合があります。ひどく肌に炎症が起こってしまう状態が繰り返されると、遺伝子の損傷や皮膚がんの原因にもなるといわれているため、強い日差しに肌を晒すのには注意しなければなりません。
また、UV-Aと同様に、肌に活性酸素を発生させることで、メラニン色素の生成を促進し、肌が黒くなったり、シミ・ソバカスの原因を作り出します。
UV-Bは、通称「レジャー紫外線」といわれており、山や海、野外イベントなど直射日光が当たりやすい場所で受ける紫外線です。夏場は特に紫外線の量は増加するため、普段よりもしっかりと紫外線対策を行う必要があります。
また、「酒さ」「酒さ様皮膚炎」などに悩む方は紫外線がトリガーになるケースも多いです。曇りの日でも紫外線を避けて肌を守りましょう。