トニックとトナーの違いって?


トニックとトナーは使用する方法や目的、見た目も非常に似ているため区別が困難です。

基本的には、古来トナーは肌の残留物を取り除くための「クレンジング」の一環として作られ、肌に必要な成分を補給し保湿しながらも肌の油分を取り除き、毛穴を洗浄すると同時に肌の収れん剤としても使われてきました。

そのため、トナーの成分には、お肌の引き締めや皮脂バランスを助ける働きが期待できるウィッチヘーゼルと古い角質を除去し、肌を引き締める作用があるAHA(アルファヒドロキシ酸) がよく使用されています。

これらの成分で肌を「クレンジング」し、次のステップに行く為に肌のコンディションを整えます。


トニックには、ヒアルロン酸やバラ水の様な保湿成分が多く含まれている傾向にあります。アジアでは、トニックを「エッセンス」と呼ぶこともあり、主に保湿を目的として作られてます。「クレンジング」を目的としたトニックにも、保湿作用はありますが、トニックの方がより保湿に重点をおいた成分配合となっている傾向があります。

どちらを使うべき?

どちらでも、ご自身のスキンケア・ルーティンに合わせてお使いいただけますが、肌質によってトナーかトニックをお選びいただくことをおすすめします。通常、脂性肌や荒れやすい肌の人にはトナーを、乾燥肌や年齢肌の人には、保湿成分が高いトニックをおすすめします。

お住まいのエリアによっても、乾燥した地域に住む方にはトナーを、湿地帯に住む方にはトニックがおすすめです。

Snow Fox Skincareのトニック

スノーフォックススキンケアの製品は、それぞれがある特定の目的を達成するために作られており、その目的に応じて製品の成分配合を完全に変えています。

そのため、リカバリー トニックとハーバル ユース ロータス トニックの2種は機能も、同じトニックではありますが、全く異なった目的を持っています。

リカバリー トニック

リカバリー トニックはつけ心地が軽く、ダマスクバラ花水を主成分としたキュウリの冷感トニックです。肌の自然なコンディションを整えることを目的とし、混合肌、ノーマル肌用に開発されました。

毛穴を塞ぐような保湿ではなく、肌トラブルを根本的に解決しながら保湿もできるように研究開発しました。pH値を5.5前後にし、肌本来のpH値に近づけることで肌に負担をかけません。

肌に必要な成分を与え、肌環境を向上させることを目的としています。

配合しているチャボトケイソウエキスとキュウリ果実エキスは、部分的な脂性肌に過剰に負担をかけることなく、乾燥している箇所に保湿をしながら、肌全体に潤いを与えます。混合肌や脂性肌の方向けの成分配合です。

ハーバル ユース ロータス トニック

ハーバル ユース ロータス トニックは滑らかで柔らかく、美容液に近い質感です。リカバリー トニックよりも保湿力に優れ、オリーブ糖脂質やクロレラエキスなどの有用性の高いハーブが使用されています。さらには、ヒアルロン酸が配合され、肌を保湿しもっちりとしたハリを与えます。